インフィニタスがティエンズの6000人を上回る12700人をバンコクに招待

中国のダイレクトセリング市場は1990年代のエイボンの参入で始まりましたが、1998年にはねずみ講の混入により政府による業界撤廃の禁止措置が取られ、2005年にようやく解除されました。

中国商務省の発表によれば、2005年以降の7年間で230万人の会員数と、2012年時点においては32の営業許可を受けた企業が存在し、また、その総売上げを約32億ドルとしています。

中国ヘルスケア協会ダイレクトセリング担当役員の胡氏は、この成長の背景を中国の経済ブームにおける消費文化の上昇や政府の緩和政策などによるものとし、また、低投資でビジネスが始められるビジネスモデルが現代人に非常に魅力的であると語りました。また、このビジネスモデルが同じ村出身や学校など、共通意識に価値を置く中国文化に非常にマッチしているとも述べています。最近では天津を拠点とするティエンズ社が同社の20周年記念として6000名の会員をフランスへの4日間旅行に招待し、また、インフィニタス社は12700名をタイのバンコクへ6日間の旅行に招待するなど、中国拠点の企業成長が拡大しています。

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