経済危機にも関わらずロシアのダイレクトセーリング市場は好調

ロシアのダイレクトセリング業界は、昨年後半に始まった経済危機にも拘らず、1419億ルーブル(約27.3億ドル)の売上高の成長維持を達成しました。会員及び顧客数は493万人とする8%アップで、これは2009年に達成された499万人に類似する結果となりました。RDSA社長のタマラ ショカラヴァ氏は、この成長の背景にはメーカーから直接卸売価格で購入できるメリットだけでなく、失業者に対する新たな職のオプションとして、また副収入のチャンスという魅力による所が大きいとし、2015年は会員数がさらに伸びるとの予想も述べました。会員数の成長に加え、製品カテゴリでの変化も大きく、ライフスタイル製品部門は22%の成長で228億ルーブルを占め、パーソナルケア製品部門は業界最大の売上高61%アップの867億ルーブルを達成、また、家庭用品関連は減少傾向の50億ルーブルとしています。経済危機が継続する中、この業界では社会的貢献に係わる予算削減をすることなく、慈善活動においては7080万ルーブルを拠出し、従業員がボランティア活動に費やした時間を11000時間とするすばらしい結果を出しています。





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