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タヒチアンノニ関連の情報を紹介しています。 特集記事


フィル・ウェルチインタビュー

<プロフィール/経歴>
1979年~ ストークス・ブラザーズ社…マネージャー
販売員の管理・訓練および顧客管理等を担当。
1981年~ ワイキャットシステムズ・インク…カスタマーサービス部門管理マネージャー
会社に大きく貢献、年間売上高10万ドルから600万ドル企業へ成長させる。
1985年~ タイパン・トレイディング・インターナショナル社…業務・財務担当副社長
年間売上40万ドルを200万ドルまでに成長させる事に貢献。
1991年~ ブリカムヤング大学にて学士号取得
経営学に重点をおきながら、日本語を学ぶ
1991年~ ワードパーフェクト社…東アジア担当 製品マーケティングマネージャー/地域ディレクターマネージャーとして収益を300%増加。93年4月、地域ディレクタ−に就任してからは、地域全体で30人だった社員を120人に増員し、地域における収益も1100万ドルから2000万ドルへと拡大する。
1994年~ ノベル社…日本ビジネス開発部門ディレクター
年間収益5000万ドル達成に尽力。1995年1月、数々の功労が認められノベル社役員会のメンバーに任命される。
1998年~ ノベルジャパン(東京)社長/CEO
米国親会社との業務・コミュニケーション・プランニングのあらゆる側面を担当。複数の業界関連協会に対する代表派遣の管理およびノベルジャパン代表を務める。
2002年 タヒチアンノニインターナショナル入社



■ 日本支社長なられた経緯についてお話下さい。

大学では特に経営学という事に焦点を当て勉強していました。
そういったことから、大学卒業前からIT業界と言われる、コンピューター関連の会社を幾つか経験して参りました。
その一つはタイパン・トレイディング・インターナショナルという会社で、物を輸出しアメリカで販売していた会社です。そこで、オペレーションズやファイナンスといった業務を担当しました。5年ほど経験した後、また大学に戻り、日本語を選考し卒業致しました。その後、ワード・パーフェクトというワープロを製造していた会社に勤務しました。そこではアジアの地域の担当として、シンガポールから日本にわたるまでの広い地域で仕事をさせていただきました。
その後、アメリカ・ノベル社の取締役となり、ノベルジャパンの代表として日本に移り住みました。その後、任務を終えて、アメリカの本社に戻るといった話が出た頃、ケリー・オルセン・タヒチアンニインク社長から話がありました。
実は、お互い近所に住んでいたこともあり、もともとよく知っていました。
ですからアメリカと日本を行ったり来たりする際は、連絡を取り合っていましたので、近況も話していました。また、クリスマス時期には毎年帰っていたので、アメリカ本部取締役の5人の皆さんとは前からお会いしておりましたし、素晴らしい人格者であることもわかっていました。
コンピューターのネットワークというものは知っていますが、ネットワークビジネスというものは、正直よく知りませんでした。しかし、コンピューター・ネットワークの素晴らしさを良く知っている私は、人の力はコンピューターよりも、もっと素晴らしい力あり、コンピューター・ネットワークとリンクされれば、これは凄いパワーになるだろうと思いました。



■ ネットワークビジネスの会社は初めてということですが、抵抗はありました?あったとすれば、考えはどのように変わられましたか?

80年代からネットワークビジネスはありましたので、ああいうビジネススタイルはどうかなあといった思いもあり、正直なところ多少抵抗はありました。
しかし、よく考えれば、「物を売る」と言う事においては、どこの業界も同じです。
成功する為には、製品・会社の素晴らしさの他に、会社の力もなければいけない。それがこの会社にはあります。製品の良さがあり、そして会社の良さがあり、そこに素晴らしい人のネットワークが出来ていけば、これは凄いパワーになると感じました。
ディストリビューターの皆さんの力が加わることで、素晴らしい会社となり成功する企業となります。この会社に入ってそのことがわかりました。

それは消費者ベースのノウハウが上がって来ているからだと思います。
本当に製品の良さがわからなければ、また、会社に信頼性が無ければ、物は買わないです。消費者の力がかなり成熟になってきていると思います。本物を選ぶ力があります。そういう時期に入って来ていると思います。

私が以前に抵抗を感じたネットワークビジネスは、ピラミッドスキームとかマネーゲームといったものが多かったのですが、今はあまりそういう会社は見られなくなって来ました。というのも、最初は盛り上がったとしても、長くは続かず潰れてなくなってしまうからです。

私はさらにこれからの時代は、ダイレクトセリングといった販売方法がより発展すると感じます。当社ではMLMにダイレクトセリングを合わせたアクセスマーケティングの展開も既に行なっています。良き会社・良き製品・時代にあった良きシステムの全てを持ってすれば、凄く将来性があると思います。

入る前は抵抗があった業界ですが、こう言った事も含め、この会社に入ってから良く理解出来るようになりました。


■ 今後のどのような方面を強化されていかれるのですか?

消費者向けのチャンネルを増やして行きます。
また、ディストリビューターのトレーニングの場として、既に展開している当社独自のステップアップシステムである『サクセスパス』をより強化して行きます。
また、これからはこのノニの良さをもう少し皆さんに伝えなければいけません。
そしてその特質を活かした製品の数も増やして行きます。今まではほとんど、ジュースだけでやって来ていますが、ノニの良さという観点から、果実だけでは無く、葉・種・樹などの重要性も含め製品の研究も強化しています。
また、皆さんに御理解頂く為に、ブランド力をつけていきます。
これはどの業界においても言える事です。ブランド力があればビジネスがしやすくなります。
「拡張・ブランドの確立・サクセスパス・製品戦略」この4つの柱があれば大きな基盤がつくれるのではないかと思っています。



■「4つの柱」の戦略についてもう少し具体的にお話を伺えますか?

拡張・カフェ&セールスオフィス戦略
拡大の一つには、カフェの戦略とセールスオフィスの戦略があります。
それによって、「サクセスパス」を行なう場所も増えますし、同時に会社・製品の説明を行なう場所も増えます。そうすることによってブ目に見えてランドも強くなっていきます。全てリンクされてきます。

カフェは、現在日本では福岡・東京・今月(10月)は名古屋がオープンします。先日のモナコ研修においても発表がありましたが、この他の地域にもオープンが続きます。海外では、本社をはじめ、ブラジル・サンパウロにオープンしていますし、ミュンヘン、ダラスその他にもオープン予定です。
それぞれにセールスオフィスが伴います。

来年になりますと、大阪札幌にもオープンの予定です。我々のブランドを強める為には、「タヒチアンノニインターナショナル」はもちろんですが、そこにカフェもリンクされ、「タヒチアンノニカフェ」のブランドも強化します。
したがって今後はカフェ単独のオープンも予定されています。

カフェをオープンしてから、テレビ・雑誌・ラジオ・新聞など、一般メディアからの駆け込み取材依頼を非常に多くあります。ユニークなカフェと言う事で取り上げて頂いております。まだオープン前の名古屋ですら、もう依頼が数件きています。ディストリビューターの方々にとってビジネスがますますやりやすくなると思います。そこでよりビジネスの強化としてサクセスパスにリンクします。サクセスパスを活用するとビジネスがより、しやすくなります。

サクセスパス
タヒチアンノニインターナショナルの世界中のディストリビューターが一同に行なうのが当社の独自のトレーニングシステムです。1段階ずつ目標をクリアーし、ステップアップして行く事で、必ず成功出来るシステムです。最初は数時間の研修から、2泊3日の宿泊招待研修や海外招待研修が組み込まれています。

サクセスパスの報酬の一つに海外研修ビジョンリトリートがあります。先日モナコに目標達成した1200名の方を招待しました。またもう一方のパールキャンプではアメリカ本社に2500名を招待しました。かんばっているディストリビューターにはとことん還元するということをしています。

この4つの柱を行なうには非常に費用がかかります。この規模で投資をする会社は他にはないと思います。MLMの会社は沢山ありますが、今後成功出来る会社は数社しかないといえます。成功する会社でビジネスを行なう事が、ディストリビューターの方々の成功にも通じると思います。
これから時代は消費者が今まで以上に信頼性を重視した物の見方になって来ます。これからビジネスを始める方も、そういった準備の出来ている会社を基準に選ぶ時代になるでしょう。その時に信頼を得ていなければその会社の成功はありません。ですから始まって間もない今から着実に準備していくことが必須であると考えます。そういった意味でもこの会社は非常に将来性があると私は感じています。


■ 経営理念を教えて下さい。

会社の理念と言うより、私が日々思っている事になりますが、私は、自分が成功したいということはあまり考えていません。
大事なのは会社を成功させることです。
会社を成功させるには、まず会員数をもっともっと増やす事です。
それが出来なければ成功はありません。

また、社内で働くスタッフの成功も考えなければなりません。
この会社でがんばっている人をどうしたら成功させられるかを一番に考えています。
これが一番大事だと思っています。チームとして成功して行きたい、成功させたいと思っています。
それには結果を出す事です。
ビジネスは結果です。結果が出なければ意味がありません。
そのためには活動が必要です。結果、売り上げが上がり、結果、皆に収入をもたらすことが出来るのです。これはどの業界でも同じだと思います。
この会社のビジョンにはとても将来性があります。ですから必ず結果が出ます。
皆から「人生が変わりました!」という喜びの声を聞く事が楽しみです。



■ アメリカ本社とはどのように意志の疎通をとられていますか?

電話会議やビデオ、またはメールといった方法で、毎日連絡をしあっています。
時差があるので夜中になる事もしばしばあります。

日本の市場は大きく、アメリカ本社から見ても、非常に期待されています。
特に力を注いでくれています。
会社は世界を大きく5つのエリアに分けてフォーカスしています。それぞれの地域を担当するチームがあり、業績をあげていきます。
私は北アジアである韓国と日本を任せられています。この地域をどうやって成功させるかが私の責任です。会社は将来、より地域にフォーカスした戦略を行うためのマネージメントをつめて行く予定です。ゆくゆくは日本だけで買える商品などが出る可能性もありますね。アイディアは山ほどあって、他社に真似出来ないすごい製品が飛び出す可能性もありますね。とても楽しみです。
そして商品に対しての流通チャンネルを選択して行くときも、色々なことが出来ます。我々はアクセス・マーケティングという呼び名のまったく新しいスタイルの展開をしていますので、業界または、その分野の開拓者となるわけです。
今まで世の中になかったことに挑戦しているので、とても興味深いところです。
これから、まだまだやることが山ほどあります。将来が本当に楽しみです!


■ 社員教育で最も心掛けていらっしゃることは?

同じ戦略にそってやらないとパワーにはならないです。
戦略を明確にすることで社員の仕事を導くことができます。
ですから会社の戦略がどうであるかに焦点をあてた教育も始まっています。
そして、社内もノニの良さを十分理解していないとだめです。
製品がどうやって出来ているのかといったノウハウも知る必要があります。
そして、サクセスパスのセミナーの質の強化もあります。
また、どうやってこの日本で拡大するかといった点も重要です。
先にお話した「四つの柱」を基準に、チームとして心を一つにしていくための教育が一番大切ですね。


■ ディストリビューとのコミュニケーションはどのようにとられていますか?

リーダー会議や様々なイベントなどでお会いする機会が沢山あり、お話を伺います。先日もモナコやユタで多くのディストリビューターの方と交流がもてました。
また、毎月 会報誌「Ia’Oranヤオラーナ」で情報やメッセージを発信しています。こいった交流を持っていく事が一番大事だと思います。


■ 前職と現職を比較し、考え方が大きく変わった点はありますか?

そんなに大きく変わったことはないと思いますが。
しいていえば、以前に比べ、「人」との接触が非常に多いので、人間関係が一番大事だと思うことですね。また信頼関係も大事です。
以前の会社は上場した会社ということもあり、信頼関係は凄く大事でしたが、どちらかというと、こちらは人間と言うよりも株主に対して、どうこうという事でしたので、株主がよくもめるといったことがあると、将来性についてはどうかなと考えてしまいますね。そういうことから、この会社にモーターベーシング・将来性があるかないかという点において考えた時、今までとはかなり大きな違いであるかと思います。



■ 今までのビジネス経験の中で、教訓となったこと、または学ばれたことはありますか?

どのビジネスでもそうですが、失敗しないかぎり成功はしないと思います。
必ず成功するという業界はなく、良いものがあれば成功しますが、
失敗もあります。
ある程度までやってみて成功出来るかで出来ないか、評価をみながら修正していく必要があります。もし失敗だったら正直にこれは失敗だったと認め、それでは他の事をしましょうと話し合うことです。
数字をみながら、これは失敗であったか成功であったか検証し、失敗なら、どうすべきか、今後何をやったらいいか、またその中で何を学んだかと話し合いながら、皆で理解していくことが大事です。そして成功に結び付ける。
これが一番重要ポイントだと思いますね。
タヒチアンノニカフェが良い例です。日本支社前の人通りの多いことに閃き、ケリーオリセン社長と私が新宿支社から発信したのが1号店です。オープン当初のメニューと今のメニューでは全然違います。これから先の一年でも変わる可能性が十分にあります。カフェのビジネス自体が、MLMとは全く違います。やってみなければわからないことが沢山あります。ですから今後お客様の声も聞きながら色々と試行していくことが出て来ます。日本における春夏秋冬に合わせたメニューも必要になるでしょう。現在今後のメニューを強化して行く為、専門科の力も借りながら開発中です。こう言った事が、先ほどの話をよく表しています。


■ 支社長の今後のビジョンは?

タヒチアンノニインクのビジョンが私のビジョンと合っていると思っています。この地域の担当としましては、この地域をタヒチアンノニインクにとって一番代表的な地域にしたいと思っています。他の会社では、日本や韓国が会社の売り上げの70~80%を占めるようなケースもあると聞きますが、それではバランスが悪いと思います。会社全体が成長して行く事が望ましいので、タヒチアンノニインクにとって一番重要な地域にしたいとは思いますが、そういう点からは50%まではいかないと思います。ただし、世界から見た時、この地域が一番模範となるように成功させたいですね。そこでは、ワールドワイドでのベストチームをつくりたいと思います。


■ 最強のベストチームをつくるには具体的に何が必要だと思いますか?

信頼しあえるチームであることです。さらにノウハウのある信頼出来るスペシャリストが必要です。財務においても、製品開発においても、また今後新しく増える販売チャンネルにおいてもそのような人材が必須になってくると思います。
あとは、会社が楽しい雰囲気を持ち、ビジネスにやりがいがあれば、良い人材が自然と集まってくると思います。


■特別にモチーフにされている人物はいらっしゃいますか?

沢山いますが、やはりこの会社の5人のファンダースを尊敬しています。
個人的には、自分の父を尊敬しています。



■ 本は読まれますか?どういったジャンルの本がお好きですか?

やはり絶えず勉強していくことは大事だと思っているので本はよく読みます。
私は毎月ハーバード大学からの本を読んでいます。その他ビジネスに優れているものが必ずあれば読みます。社内ではビジョナリーカンパニー 2.飛躍の法則等をベースに勉強させてもらっています。とにかく優れた会社をつくりたいと思っていますので、それには、自分も優れていないとなりません。自分のノウハウも向上させないとならないわけです。そういったことで本は沢山読んでいます。
また、こちらにいる間は日本語に関する勉強もしています。


■ 趣味など、凝っているものはありますか?

高校時代は、フットボール・バスケットボール・テニス等をやっていました。以前の会社ではゴルフもやっていました。
ライセンスをとって最近はスキューバダイビングをやるようになりました。
なかなか時間が取れないですが、会社の研修旅行などでハワイやタヒチに行きますので、そういった時にも潜ります。
日本は温泉もいいですね。
後は、マッサージを受ける事も好きです。
良い仕事をするには、仕事をしながらのリラックスも必要ですね。


■ 企業として勝ち残っていく為に必要なものは何だと思いますか?

差別化をすることが一番だと思います。何でこの会社が・何でこの会社と・何でこの製品と、といった差をつけないと、ビジネスはやりにくいと思いますね。
差がないと価格競争ばっかりになってしまいます。
絶大な人気のディスニー・ランドやユニバーサルスタジオなどをみても、その理由がわかります。はっきりと差別化されていますね。
特にディスニー・ランドは、「楽しくて夢があるところ」、「自分の夢の買えるところ」「こっちよりも絶対楽しい」、だから少しお金がかかっても行きますという人が沢山います。
会社も同じです。「この会社だったらビジネスがしやすい、他の会社が真似出来ないものがある」「将来性がある」そして「独自の教育システム(サクセスパス)がある」となれば、楽しくやりながらビジネスをする事が出来ると言った事に繋がります。
そういった内容などから良い人がついて来てくれます。



■ 今後日本でのネットワークビジネス業界はどうなって行くと思われますか?

前にお話しましたが、成熟していくと思います。
今までのピラミッド・スキームやマネーゲームが、消費者にとって一番の抵抗理由であったと思います。
しかし今、消費者の方のノウハウが増えて来ていると思います。インターネットなども普及し、情報を得やすくなりましたから十分な選択肢があります。
それはアメリカでも言える事です。
マネーゲームではなくて、製品の良さであったり、活動のベースがつくれる会社が長く続くと思います。80年代、90年代といろんな会社がありましたが、一時的には成功したかのような会社も、数年で倒産、撤退といった会社がほとんどですね。消費者は賢くなっています。ですから業界自体が成熟していくと思います。消費者が選ぶ時代だからです。ゆえに先ほどの、差をつける事が一番大事になってきます。ネットワークビジネスを今まで経験した事の無い方が圧倒的に多いです。しかし今やそういった消費者が参入する時代です。
今後はそこにシフトしていくと思います。


■ フリートーク

「ノニ」というビジネス自体、我々が開拓した業界で、ノニ産業のパイオニア企業です。
我々がいなければこのビジネスは存在しなかったといっても過言ではありません。データーもあります。当社が成長するのを見て、現在、世界中でノニ製品を扱う会社が80社くらい出て来ました。とは言っても我々は圧倒的な大きなシェアを持っています。ある調査ではノニ市場は今後2009年位までに倍になると言われています。今のスタイルの中では、ほぼノニジュースだけでしたから、我々が製品を出せば出すほど、もっと大きくなるのではないかと思っています。世界中ではそれ以上の3倍か4倍位になるのではないでしょうか。その可能性は十分にあると思います。
まさに始まったばかりです。このタヒチアンニインクの将来性がみなさんに見えますか



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