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タヒチアンノニ関連の情報を紹介しています。


『タヒチアンノニ カフェ』をオープン
国内での多店舗化図り、国際展開にも着手

日本流通産業新聞 7/7日号1面記事より

 03年3月にオープンした「タヒチアンノニカフェ」は、グローバル展開するタヒチアンノニのなかでも、初めての試みとなる第1の店舗。有限会社タヒチアンノニカフェを設立して運営にあたり、国際展開をにらんだノウハウの構築をめざした。
 日本支社はそれまで、JRや私鉄への窓上広告をはじめとする積極的な広告展開を図っており、「ネットワークビジネスは口コミがすべてで広告は必要ない」という"常識"を打ち破る戦略として、業界内から注目されてきた。
 カフェの設立は、同社の型破りな戦略の二の矢。会員に限定したサロン的な意味合いのものではなく、一般消費者も対象にしたため、業界は、その行方に好奇の目を向けた。
 このカフェについて、同社は2つの目的を挙げる。1つは、タヒチアンノニジュースの広告宣伝。「電車広告では継続的な宣伝効果は得られない」(井上肇・タヒチアンノニカフェ・リージョナルマネージャー)という判断だ。2つ目は、ディストリビューターが利用しやすい場を提供するというサポート面。ディストリビューターが友人・知人にタヒチアンノニジュースを紹介する際、「セミナー会場よりもカフェのほうが気軽に入って味わえるのではないか」という狙いがあった。
 当初の目的は達成できたのか。宣伝効果について同社は「カフェのオープン後、テレビやラジオを含めたマスコミ各社から月に1度は問い合わせがくる。なかには、地方局から出張でたまたま東京にきていた人が、このカフェを見て飛び込みで取材してくるとケースもあった。」と自信を示している。
 一方、ディストリビューターにとって効果的なサポートだったかという点についてはどうか──。同社はカフェ内での勧誘活動を禁止している。これではディストリビューターの利用が減るのでは?という疑問が残る。しかしこれは、ディストリビューターが店内で見ず知らずの来店者を勧誘するのを禁じたもの。「オープン当初はトラブルになったこともあったが、いまはディストリビューターの理解を得られたためトラブルはない」(同社)。1日120〜150人が来店(ただし、グループで来店した場合も1人とカウント)した結果、「会社の規模を見てもらうことが安心感につながり、オープン後、セミナーに参加する人が増えた」と成果を強調する。
 一定の成果を収めた第1号店は今年4月にリニューアルオープン。メニューを充実させたことでリピーターが増加し、いまでは150人以上が毎日来店するという。
 2年あまりの歳月をかけて構築した運営ノウハウをもとに、同社はカフェの国内での多店舗展開、および国際展開に乗り出した。今年4月には福岡市に2号店をオープン。「概観をもっと目立つように」とか「もう少し明かりを増やす」といった改善点はあるものの、地元メディアへの露出が日を追うごとに増えている。
 また、早ければ今秋にも名古屋に開店。国内では今後、来年中に大阪、横浜、札幌に出店し、さらに一流ブランドの旗艦店がひしめく東京・銀座にも出店。計4店を来年にも新設する構えだ。さらに、米ユタ州・プロボにある本社のカフェを皮切りに国際展開。ドイツ・ミュンヘン、米・ダラスとアトランタで開店準備を進めており、日本と同様の"効果"が世界でもみられるのか注目されそうだ。

2005/07/15



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