タヒチアンノニ:グループ全体で増収
訪販ニュース 6/9日号4面記事より
タヒチアンノニ・インターナショナルインク(本社・米国ユタ州、ケリー・オルセン社長)は6月1日、2005年4月単月の売上高が単月ベースでは過去最高となったと発表した。具体的な売上高、前年同月との比較値は公表していない。また、第1四半期(1〜3月)の業績については9四半期連続で前年同期比を上回ったとしている(売上高、前年同期比は未公表)。
増収の要因についてオルセン社長は、新スキンケアライン「テポエマ」および「モエアスパ」、女性向けサプリメント「タヒチトリムプラン(TTP)40」などが好調に推移したことを挙げている。さらに、チリやベトナムなど新たなマーケットでの事業拡大が業績を底上げしていると言及。
日本市場については、以前から会員組織の動きが強かった中部地区(名古屋)にセールスオフィスをオープンしたほか、新宿オフィスの1階にある「タヒチアンノニカフェ東京」のリニューアルオープン、2号店「タヒチアンノニカフェ福岡」のオープンなどカフェ戦略が進んでいると指摘。その上で、「これらの活動のすべてが今年の売上増の要因となっている」(オルセン社長)とコメントした。
4月の業績を受けてオルセン社長は、「われわれのストーリー、ブランド、成長戦略には力があり、それが(売上増に)拍車をかけている」と踏まえた上で、財務状況が良好であること、さらなる成長と拡大に向かって進んでいることを強調した。
同社の2004年12月期売上高は5億ドル超で前期比7.0%増、過去最高となった(日本市場のみの売上高は未公開)。今期については2桁増収を見込んでいる。
米国市場は現在、上場を視野に入れて事業を展開しており、今後の動向が注目される。
2005/06/15
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